Uの倉庫 -U's storage-

ようこそ。ここはスキビのファンブログです。原作者様・出版社等各関係先とは一切無関係です。二次創作を扱っていますので、二次創作・同人という言葉や、また、一部桃色な表現もありますので、それらを不快と感じる方は立ち入りをご遠慮下さい。

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チラシの裏の裏

2ch落し物>チラシの裏の裏

**注意**

この先に置いてあるSSは他と同じく2chへの落し物ですが、別ジャンルのものです。
ツンツンヒーローの盛大なデレに萌えが走り、ついうっかり書いてしまったものなので、スキビ以外のジャンルに興味のない方はご覧になりませんようご注意下さい。





<ジャンル説明>
(ここからコピペ)
【作品】俺様ティーチャー
【作者】椿いづみ
【掲載誌】花とゆめ
【カプ】鷹臣×真冬
【備考】
第35話=(2009年)7/4発売の最新号(15号)の内容からの妄想です
激しくネタバレしていますので、未読の方はご注意下さい
エロくないです。すみません
真冬視点

*****

「多分、思ってるより俺はお前のこと、巻き込みてぇくれぇ気に入ってて
 巻き込みたくねぇくれぇ気に入ってんだよ」

そう言って、鷹臣くんは昔のままの笑顔で笑った。
まっすぐで嘘や偽りの感じられないその笑顔を見た瞬間、私の心臓がどくんと跳ねた。
その言葉も笑顔も、嬉しい、なんて言葉では足りないくらいめちゃくちゃ嬉しくって、
この前「いらない」なんて言われたことも帳消しになる。
鷹臣くんはやっぱり憧れで大好き人なんだと再認識したけど、その気持ちを表す
うまい言葉なんて出てこないから、ありったけの気持ちを込めて
くしゃくしゃの入部届を押し付けた。

「勝ってよね、ぜったい」
「──俺を誰だと思ってんだよ」

少し驚いたように目を見張ったあと、そう言ってニヤリと笑った鷹臣くんは
もういつもの鷹臣くんで、ちょっとホッとした。
やっぱり鷹臣くんはそうでなくちゃ。
安心して、押し付けていた手を戻そうとしたら、逆に引き寄せられてしまった。
えっ、何!?と思う間もなく鷹臣くんの腕の中にすっぽりと納まってしまい、
何事かと慌てて顔を上げたら、鷹臣くんの顔が目の前にあって、そのまま口付けられた。
何が起こったのかよく分からないままポカンとしていたら、すぐに唇が離れた。
けど、顔は目の前のまま。

──あ、鷹臣くん、なんだかイヤそうな顔してる。
思考がほぼ停止したまま、そんなことだけは気が付く。
「お前なあ、キスの時は目ぇくらい閉じろ」
その言葉の意味を考えることもできず、私はただ言われた通りに目を閉じた。
暗く閉じた視界の向こうで、鷹臣くんが微かに笑ったような気がした。
そして、再び口付けられた。

意外なほど柔らかい唇が触れる感触に、遅まきながら実感が伴ってくる。
──えーっ!ちょっ、私いま、鷹臣くんとキスしてる!!??
同時にここが学校の屋上だという事実も思い出し、慌てて腕を突っ張って
離れようとしたけど、腰と後頭部を抑えられてて動けなかった。
せめて言葉で抗議しようと、大きく口を開けようとしたその瞬間、
温かくてぬるりとした物が私の唇を割って入ってきた。

「た かお みく、ぅ…んっ」
抗議の声を文字通り口封じされて、鷹臣くんの為すがまま口内を蹂躙される。
歯列や頬の内側をなぞられ、縮こまっていた舌を絡み取られて
甘がみされたり舌同士を擦り合わされたりしている内に
体の奥から今まで感じたことのない熱が上がってきて、頭の芯がぼーっとしてくる。
膝も腰も力が入らなくなって、すっかり鷹臣くんに身体を預けたまま
どのくらいそうしていたのか、ようやく離れた唇を、一瞬銀の橋が繋いだ。

すぐには動けず、ぼんやりとしたまま鷹臣くんの胸にもたれかかっていると、
微かな振動を感じると同時に「くくっ」という抑えた笑い声が聞こえた。
「すげー気持ちよかったろ?」
「────!!」
カーッと血が上って、咄嗟に鷹臣くんを突き飛ばすように離れたけど、
膝にまだ力が入らずその場にへたり込んでしまう。
「なんでこんなこと……っ!それに、こんなところ誰かに見られたら、どう……!」
なんだか悔しくってとにかくまくし立てる。
鷹臣くんは何だか楽しそうな顔でそんな私を見ていた。
「んー、お前がなんかすげー可愛いこと言ってくれちゃったから、つい」
からかうような口調で軽く言う鷹臣くんに、ますます頭に血が上る。
「つい、でこんなことするんじゃなーーい!!」
そうだよ。第一、あと3年もない間に学校を取り戻さなくちゃいけないのに、
こんなことでクビになっちゃったらどうすんのよ、まったく。

ぷりぷりと怒っている内に身体に力が入るようになって、立ち上がろうとすると
鷹臣くんが手を差し出してくれる。さっきのことがあるからちょっと躊躇して、
ちらりと鷹臣くんの顔を窺ってみても、憎たらしいくらいいつも通り余裕のある顔で。
なんか癪に障るけど、ここは遠慮なく掴まらせてもらう。
楽々と私を引き上げる大きな手に意識が向いて油断した瞬間。
「続きがして欲しかったら、いつでも歓迎だぜ?」
ひょいっと立ち上がった私の耳元で、鷹臣くんが艶を帯びた声で囁く。
わざとそんなことを言ってるのがわかっても、赤面するのが止められない。
笑いながら背を向け歩いていく鷹臣くんに向かって、可能な限り文句を投げつける私の声は、
下校時刻を知らせる放送部のアナウンスにかき消された────。

[了]



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