Uの倉庫 -U's storage-

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[SS-04]Act.127特訓後妄想(夜の帝王編) page04 【END】

2ch落し物>[SS-04]Act.127特訓後妄想(夜の帝王編)

page04




蜜壺に挿し込まれた舌が内を抉るように動き、蜜を吸うじゅるじゅるとした音が部屋に響く。
「溢れすぎて、とても飲みきれないね。」
ようやく息をついた敦賀さんが、口元を拭いながら立ち上がった。
そのまま腰を密着させるように抱えられ、前に回した腕で腰から太腿にかけて
ゆるゆると撫でさする。
「最上さんは淫乱だなあ。初めてなのに涎は溢れかえってるし、こっちもこんなに。」
と、もう片方の手で不意に胸の頂を弾かれて、嬌声を上げてしまう。
でもそのあとは頂を避けてやわやわと揉まれるだけで、上も下も直接的な刺激が貰えずに
私の中で出口のない熱が燻る。
「ふ、は、っ……。」
勝手に震えてしまう躯を止めたくて壁にすがりつくと、敦賀さんは背筋を辿るように
這わせていた舌を離し、私の手を取る。
「ダメだよ。そんなに爪を立てたら、指を傷めるよ?」
ただ手を取られ、指先を撫でられただけなのに、私の躯に新しい震えが走る。
自分の躯の敏感すぎる反応に混乱し、敦賀さんに支えられるまま半ば呆然と
立ち尽くしていると、頤を取られて口付けられた。
背後からのキスは今までよりもより深く口中を抉り、絡め取られた舌と舌が擦れあう
ざらりとした感触が、眩暈を起こしそうなほどの疼きをもたらした。
長く官能的な口付けが終わり、ようやく唇が離れる時に細い銀の糸が二人の唇を一瞬繋いだ。

敦賀さんは私の腰を持ってくるりと躯を反転させると、私を壁に沿わせて立たせ、
自分は一歩引いてしまう。その顔は清々しいほどの笑顔を浮かべていて、それが逆に不安を煽る。
私は乱れた呼吸で肩を上下させながら壁に背を預けていたが、やはり立っていられず
ずるずると座り込んでしまった。手に、落ちていた上着が触れる。
敦賀さんはそんな私に視線を合わせるように片膝をついて、声色だけは優しく話しかけてくる。
「ゴメンね。ひどいことしたね。でも、もう解放してあげるよ。」
言われていることが俄かには信じられず、敦賀さんの顔を見上げる。
声は優しいのに、瞳は暗い色を湛えたままで、ひどくアンバランスだ。
「君の今の格好はひどくそそるけどね。やっぱり無理強いは良くないよね。
 あと1時間半もすれば社さんが迎えに来るから、それまでゲストルームで休むといいよ。
 ああ、バスルームも使っていいからね。俺は寝室に行くから心配しないで?」
そう言ってニヤリと笑う敦賀さんの視線に、はっとして自分の姿を見下ろしてみれば、
カットソーとブラは首元にたくし上げられ胸を露わにしたままで、
短いスカートから覗く太腿は自らの粘液でぬらぬらと光っている。
そして片方の足首にショーツを引っかけた、あられもない姿をしていた。
慌てて上着を拾い上げて胸を隠す私を、敦賀さんは楽しそうに眺めながら
不意に伸ばした指先で私の太腿をついと撫でる。
「でもね。君が続きをお願いしたいって言うなら、いつでも大歓迎だよ?」
「……っ!」
敦賀さんの言葉と指先の感触に、かーっと血が上り、夢中で立ち上がって
逃げるようにゲストルームへと向かった私の背に、まだ何か言葉が掛けられたけれど、
もうそれは私の耳には届かなかった。

ゲストルームに駆け込み、扉を背にその場に座り込んでしまう。
ひとまず服装を直そうと自分の躯に触れ、しかし、自分の指先にさえ震える躯に戸惑う。
「やだっ……。なんで……?」
躯の中に燻った熱が、冷めない。
それどころか、どんどん渦巻いて竜巻のように大きく育つのを感じる。
その熱に意識を向けないように、平静を取り戻そうと思うのに、自分の肌に服が触れる、
そんな僅かな動きにさえ新たな熱が生まれる。
「やっ……そんなっ……。」
自分の蜜壺から新たな蜜が滲むのを感じてうろたえる。
『本当のお仕置きはこれからだけどね?』
不意に敦賀さんの声が聞こえた気がした。
そうだ。さっき、敦賀さんは最後にそう言ったのではなかったか?
なんてことだろう。
ここまで計算されているのだと気付かされ、絶望が胸に湧き上がる。
あの人は待ち構えているのだ。私が堪えきれずにその足元にひれ伏し、懇願するのを。
私は、きゅっと下唇を噛み締めた。
嫌だ。こんな罠に屈したくない。そう、思うのに。
自分の呼吸で起こる衣擦れにさえ身悶えてしまうこの状況は。

壁に掛けられている時計がカチコチと時を刻む音がいやに響いて聞こえる。
私に残されている時間は、あまりにも少ない。
真っ暗な迷路で闇雲に出口を探すような、絶望だけが広がって見えた───。

[了]



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